弾き語りライブに行った話・その参(完結)
先月末に最終公演が行われ、無事終了した田島貴男さんの弾き語りツアー。
すこし日にちがあいてしまいましたが、セットリストに触れつつ細かい感想を書いてみたいと思います。
(以前アップしていた感想はこちらです。↓)
今回の札幌公演で印象に残った曲はまず、1曲目の『ラヴァーマン』。
前奏から田島貴男さんがめちゃくちゃ笑顔で楽しそうです。こちらもつられて笑顔になり、体を揺らしたくなる衝動に駆られます。でも着席だからあんまり動けない!座っていないといけないのが早くももどかしい!
ギターの音色は爽やかであたたかくて、ステージの上を音符が踊っていました。この曲、バンドツアーで聴いても弾き語りで聴いても本当に素晴らしいわ。名曲だわ。
『宝島』も意外性という意味で印象的でした。
この曲は弾き語りで演奏されるイメージがなかったのと、収録されている8thアルバム『L』を実はあまり聴き込んでいないのとで、最初は何の曲かわかりませんでした。しかし、この曲は歌詞が好きなのですが、そのやさしい歌詞が心にスッと入ってくるような素敵なアレンジで聞き入ってしまいました。
余談ですが、MVも好きです。シュールな世界観でツッコミどころ満載です。是非ご覧になってみてください。たじ舞も炸裂しています。
あとは『フィエスタ』。
『風の歌を聴け』に収録されている元のバージョンからして文句の付け所がない名曲ですが、今回のアレンジは迫力でした。曲が始まってしばらくはギターをジャカジャカ弾かずに打楽器のように叩いて歌われたのです。ホールに響き渡る田島貴男さんの力強い歌声。両腕に鳥肌がブワーっと立ちました。
ファンの方が
「テンション高まったときの田島さんの身体能力凄いですよね。フィエスタのとき身体がひとまわり大きく見えましたよ。」
という感想を述べていたのですが、まさしくそのとおりでした。あの演奏を生で体感できて良かった…。
そして最後に『プライマル』。
あああーーーやっと聴けた!!
『プライマル』はオリジナル・ラブの存在を知るきっかけとなった思い出の曲です。
そのため、いつかライブで生演奏を聴きたいと思っていましたが…ついに聴けたあーーー。
もう、ボロボロ泣きましたね。胸に迫ってくるアレンジでした。鼻水の音が出ないようにするのに必死で細かいことは憶えていませんがとにかく良かったです!!
早くも夏のバンドツアーが楽しみ!!
それまでにテレビで田島貴男さんを目にする機会があれば良いのですが…と思っていたら、先日、加山雄三さんの番組『歌っていいだろう』に出演されました。
加山さんといえば「♪ふたりを~~」という曲ですね。(知識がなさすぎてすみません。)
学生時代の仲間たちと山中湖でモーターボートに乗ったとき、みんなで「♪ふたりを~~!」と歌ったことが懐かしく思い出されます。みんな「ふたりを」以降の歌詞がわからないので「♪ふたりを~~ン-ンンンン~~~!」とすぐにハミングに逃げるのですが。加山雄三さんは日本のシンガーソングライターの草分け的存在なのですね。80歳にして現役バリバリ。そんな加山雄三さんと並ぶと、田島貴男さんがとても若く見えました。
番組で披露された『接吻』、良かったなあ。