どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

ディスコグラフィー・コンサートを視聴した。

先日、さてそろそろ寝るべえかと思っていたところ、学生時代の友達から久しぶりにLINEがきました。

 

「こんばんは~、元気?!
夜分遅くにスンマセン...
オリジナルラブのCDほしいなーと検索していたところ、ぶたちゃんのブログと思われる記事に遭遇!!
でした~!」

 

ひいーーーーーー

 

目ぇ開けすぎて睡魔も吹っ飛んだわ。

リアルの友人にこのブログの存在を知らせたことはあったものの、知らせていないのに見つかってしまったのは初めてです。初めてなんだけどね、

これ、めちゃくちゃ恥ずかしいな?

 

「『オリジナルラブ』『ベスト』で検索したらけっこうすぐヒットしたよー」

 

そう続けて送られてきて生え際から変な汗が滲んできました。責任を感じます。

 

ということで、半年ぶりの更新です。

 

2020年はコロナに始まりコロナに終わった1年でした。公私ともに。

ライブは軒並み中止(それに伴うチケット払い戻し)もしくは延期に次ぐ延期。どうしようもないとはわかっちゃいるが相当つらい。

そんな中、田島さんは配信ライブというオリジナル・ラブにとっては新しい形態で音楽を発信し続けていました。(初回から見ています。仕事や私用でどうしても見られなかったときを除けば毎回見るようにしています。)

そして今月23日、素晴らしい配信ライブが行われました。題して

田島貴男 ディスコグラフィー・コンサート 】。

初回の今回はメジャーデビューした時の1stアルバム、2ndアルバムそして3rdアルバムから「最近のライブでは取り上げることのないレア曲」をたくさん演奏する…という企画。私の特に好きなアルバムたちです。いやがうえにも高まる期待。

感想を簡潔に述べると、

ソファーに体育座りして泣きました。

 

セットリストは以下の通りです。


1.月の裏で会いましょう②
2.GIANT LOVE①
3.DEEP FRENCH KISS①
4.Wall Flower③
5.WITHOUT YOU①
6.砂の花③
7.LOVE VISTA
8.フェアウェル フェアウェル②
9.愛のサーキット②
10.ティアドロップ③
11.ヴィーナス②
12.I Wish③

①=1stアルバム。ここから4曲。
②=2ndアルバム。ここからも4曲。
③=3rdアルバム。ここからも4曲。

 

もう本当に素晴らしかったです。

 

まず、配信技術が格段に向上している。
撮った映像を後から加工しているわけでなく生配信なのに、映すアングルが変わるのです。どうやっているのだろう。そのあたりは全然詳しくないのでわからないのですが、初回から比較すると音も映像もとにかく素晴らしい。我が家では50インチのテレビとパソコンを繋いで大きな画面で観たのですが、ライブ会場のかなり前の列にいるくらいの臨場感がありました。

欲を言えば、MCがもうすこし聞き取りやすいとありがたいです。

曲間のMC聴きたさに音量を上げる→曲が始まって音量を下げる→曲が終わったらMC聞きたさにまた音量を上げる→以下ループ

となっていたので。(スマホやパソコンで再生して、耳を近づけたら聞き取れるのかな?)

難しいとは思いますが、田島さんはMCもとても面白いので、そこもぜひ大きな音で聴きたいです!!!

ちなみにMCで一番良かったのは、曲の演奏前の

「当たるも八卦、当たらぬも八卦

という言葉でした。これには思わず噴き出した。(演奏の方はもちろんバッチリでした!!!)

 

さて、今回セットリストに入ったことで特にうれしかった曲。まずは『Wall Flower』です。

ひとりカラオケ大好きな私が1人でマラカスを振り回しながら歌う曲。

リズムが取りにくいのに、ひとりソウル状態で難なく歌ってしまう田島さんはやはりセンスの塊だなぁと改めて思い知らされました。今回のアレンジもとても良かったけれど、バンドでもぜひ聴いてみたいです。(過去の映像では演奏されていましたが、動画が残っているのはおそらく3rdアルバム発売直後のライブなのでは…?)

次のツアーではセトリ入りすることを期待しております!!

 

そして一番うれしかったのは…『フェアウェル フェアウェル』

もしかしたらオリジナル・ラブの中で一番好きな曲かもしれません。

別れがテーマのこの曲はいつ聴いても沁みます…。今の田島さんが演奏するとどんな感じだろうか、でもなかなかセトリには入ってこないし聴くことはできないのかなあ、いつかは聴きたいな…と思い続けていたので、曲のイントロが流れてやっとこの曲と認識できたときは「ひいぃッッ」と変な声が出ました。そしてリラックスしてソファーに寝そべっていた状態からガバっと飛び起きて体育座り。途中からは涙が出てきました。


自分の人生における「別れ」というものを振り返ると、「この人とはこれが最後になるだろう」と覚悟を決めて臨むのではなく、後から振り返ったときに「ああ、あの人とはあれが最後だったんだなぁ」と思う、そういうことが多かった気がします。

もしこの歌に出てくるのが自分だったら、上手にフェアウェルできるかなぁ。

…と考えてみたけれど、どう考えても甘い記憶にはフェアウェルできません。

甘い記憶も、きれいな言葉も、あふれる愛も、ずっと心の中に留めておくと思う。

無理矢理忘れようとするのではなく、それらを思い出したときには避けられない心の痛みも引き受けて生きていくのではないかな、むしろそうありたいと思いました。

そんな気持ちにさせてくれた今の田島さんの歌う『フェアウェル フェアウェル』は絶品でした…。

こちらもぜひ次のツアーでのセトリ入りを、切に!切に願います!!

 

次のディスコグラフィー・コンサート(2月20日)も大いに期待しております。