ひとりの時間とSUPER GIRL
今日は息子(にくまる・1歳)を一時保育に預けて久しぶりにひとりの時間を過ごすべく街中へ。ですが、にくまるはそろそろ知恵がついてきて(私の弟いわく1歳児は「頭の悪い猫くらいの知能」らしいですが…。)預けられるのがわかっているので離れようとしません。そういうときは、
無事に預けられました。
未就園児の育児は24時間休みなし&有休なしの年中無休です。休んでいる時間もありますが、いつでも不測の事態に対応できるように「待機」していると言ったほうが適切な気がします。こうして書くとまるでコンビニのようですね。知らず知らずのうちに疲労とストレスが溜まってしまうので、たまにこうして子どもを預けてひとりの時間を持つようにしています。
自分のペースで、自分だけのために時間とお金を使う。これがこんなに特別なことになるなんて子どもができる前は考えもしませんでした。
大通公園近くのドトールに入り、公園で憩っている人たちを眺めながら友だちに手紙を書きます。その後街中をぶらぶらして、お昼を食べてから狸小路のGEOへ。
(岡村ちゃんファン=ベイベの皆さんから熱心な勧誘を受けた話はこちらです。)
ですが…
1枚しかない。
せっかくなのでと同じ「お」から始まるオリジナル・ラブも探してみると、
2枚しかない。
GEO、もうちょっと品揃えがんばって。
選択の余地はないので、岡村ちゃんのその1枚を借りて帰りました。
きちんと時間をとれるときにじっくり聴いてみよう。
子どもが寝る時間になったので、寝かしつけをしながら岡村ちゃんの曲をYouTubeで検索しました。そこで目についた『SUPER GIRL』を観てみることに。
開始1秒。
う、うわあ…。
少し前に流行った、決めゼリフが「ワイルドだぜ~」の芸人さんを思い出しました。
GジャンにGパンで登場したかと思うと、Gジャンから肩と二の腕を出して黒いタンクトップを見せつけてきます。
開始12秒。
テキサスて。
Gジャンの右肩のところに星条旗みたいのが付いているなあと思ったら、背中には大きく「TEXAS」と書かれていたのです。
この曲がリリースされた時、私は幼児だったのでわからないのですが、こういう服装が最先端だったのでしょうか。それとも、あえてダサくしているのでしょうか。
その後も岡村ちゃんはキメ顔なのか変顔なのかスレスレのラインを狙ってきます。
学生時代、同級生の男性に
「ぶた子の得意なセリフは『キモいー。』やからなー、すぐ『キモいー』言うもんなあ。ワシ『キモいー。』言われたらめっちゃへこむわ~。」
と言われたことがあります。
そのくらいキモいことには敏感かつ冷酷な私です。
そんな私も今は人の子の親になりまして、その子らに「悪い言葉は使ってはいけないよ。」という教育をしています。そのため、「キモい」などという悪い言葉は子どもの前では使っていませんし、それ以外の場面でも出来る限り自粛しています。
ですが、今日だけ解禁させてください。
はっきり言ってキモいです。
高感度キモレーダーを内蔵している私はキモいと感じたものからは即座に離れることにしています。それがキモいものから唯一身を守る手段なのです。
ですが今回は、YouTubeの画面を閉じることができません。
キモ気になっちゃうのです。
そして、いつしかこぼれだした笑いが止まらないままMVを視聴し続けている私に向けられる岡村ちゃんの
「ほらほら、キモいとか言いつつ気になって見ちゃってるんだろ?」(俺にはわかってるんだぜ。)
とでも言いたげな表情がまたちょっと癇に障ります。
結局最後まで観てしまいました。
それどころか、リピートして何度も観てしまいました。
このMV、最後3:10くらいからの床にひざをついて踊りが繰り広げられるところがまたすごいです。テツandトモの「なんでだろー」や糸巻き巻きにしか見えないのですが、こんな自信満々にやるとダンス(デンス?)として成立するんだ…と、感心しました。
キモ気になっちゃう…新しいジャンルで攻めてこられた晩でした。
ちなみに、
“本当の Dance Chance Romance は自分しだいだぜ”
(『SUPER GIRL』より引用)
ここのデンスはかなりかっこいいです!
そして最後にこんなことを書いてもインパクトが0かもしれませんが、曲はとてもかっこいいです!
(その後どうなったのか、こちらの記事に続きます。↓)
オリジナル・ラブのライブ@札幌まで
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