どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

岡村ちゃんのこと

当ブログには自分で勝手に「岡村ちゃん三部作」と名付けた3つの記事があります。

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久しぶりにこの3本の記事を読んでみたのですが、書いておいてよかったなあと思いました。もうこんな文章は決して書けません。何故かと言うと、岡村ちゃんのことを好きになってしまったからですね。岡村ちゃんをファンでもなんでもない普通の人として冷静な目で見ることは二度とできないでしょう。だから、あのときに受けた印象、自然と湧き上がった感情を文字に残しておいてよかったです。後から書くと、どうしたって記憶が無意識に捏造されて嘘が混じってしまうので。

 

三部作を読んで、岡村ちゃんの曲を聴いてみた理由を思い出しました。もちろんベイベの皆さんが熱心にすすめてくれたことが最大の理由なのですが、実はあるツイートが決め手になったのです。それはたまたま目にしたベイベの方のもので、要約すると確か「(自分は岡村ちゃんを30年くらい好きだけれど、)年数なんて関係ない、気持ちが同じならみんなベイベ」という内容でした。

これにはグッときました。

 

ファン歴が長いからすごいとか、あるいは偉いとかいう考え方には実はちょっと違和感があります。


私のような新参者ファンから見れば、たとえば「田島貴男歴はぶた子ちゃんの年齢と同じくらいです」と言っていた知人はすごいと思います。(メジャーデビュー直後のライブにも行っていた知人です。↓)

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何故かというと、自分が30年もひとつのことに情熱を傾けた経験がないからです。(強いて言えばビートルズは28年くらい好きですが、それも途中何年間かブランクがあるので、純粋にずっと好きだったのとは違うような気がします。)


けれど、「ファン歴が長いからすごい」というのはその本人が得意げに言うようなことではなく誰かが言ってくれることなのではないかと思うのです。


オリジナル・ラブのファンになったばかりの頃、2ちゃんねるオリジナル・ラブスレを見ていて、「にわかファンはどうたらこうたら」といった否定的な書き込みを見ました。そのスレッド自体、いつも程度の低い書き込みしかしない輩が荒らしているようなひどい状況で、今なら「そんなスレだしまともに受け取ることない」とスルーできるのですが、当時はそうはできなかったのですね。「古くからのファンの人は、新しくファンになった人のことをよく思っていないのかな」と受け取ってしまったのです。
もちろんそんなことを言うのは古くからのファンのごくごく一部の人だろうというのは頭ではわかっていました。ですが、そのような書き込みをその人も好きなはずの田島貴男さんはどう思うのかということを考えない軽率さと想像力の乏しさにがっかりしました。自分だって、ファンになったばかりの時期があっただろうに。

そのようにがっかりしているところで、私のツイートにいいねしてくれたり、リツイートしてくれたベイベのみなさんが例外なく新規ファンウエルカムな方だったのです。

そして目にしたのが最初に書いた素晴らしいツイートですよ。

 

要は、タイミングなのですね。

 

お父さんお母さん、娘は3X年間真面目に生きてきました。

妖しい人には近づかないようにということは常に肝に銘じてきました。

直感的に危ないと思うことからいち早く逃げ出す術もきちんと身につけました。

 

だけど、

 

岡村ちゃんからはどうしても逃れられないようです。

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最近の髪型&眼鏡&スーツも好きだけど、この頃も好き。でも20代の頃はキモい。