ビートルズの話 その参(完結)
今日はビートルズ記念日らしいです。1966年の今日、ビートルズが最初で最後の来日を果たしたことにちなんでそう決められたとのこと。
ビートルズの思い出を二回にわたって書いてきましたが、せっかく記念日なので今日続きを書いて完結させたいと思います。(その壱、その弐はこちらです。↓)
高校時代からの友人に杉山という人物がいます。
杉山とは、高校1年で同じクラスになって仲良くなった頃から卒業まで、かなりの頻度でメールをしていました。大学に入ってからもそれは続いたのですが、お互い忙しくなって頻度が減り、いつしかやりとりは途絶えてしまいました。それでも杉山は、旅行に出かけたときには旅先からポストカードを送ってくれました。投函された場所を見るといつも、日本ではないどこか遠い国でした。
この杉山という人物は洋楽が好きで、私もいっとき影響を受けてクイーンやオアシス、レディオヘッドを聴いていた時期があるのですが、ビートルズにも詳しくて、特にジョン・レノンをずっと好き(というか尊敬の域に達しているよう)でした。
そんな杉山が6年前、結婚して東京から関西へ引っ越すことになった私のお別れ会を開いてくれたのです。「今日はとっておきの場所を探しておいたよ。」と得意げな顔で連れて行ってくれたのは、
六本木にある『ABBEY ROAD』、ビートルズのコピーバンドが演奏するライブハウスでした。
ここで初めてビートルズのコピーバンドの演奏を聴いたのですが、完成度の高さにただただ驚きました。そして意外だったのは、それまで地味で目立たないと思っていたドラムが、バンドの生演奏を目の当たりにするとかなりの存在感を放っていて、ものすごくかっこいいということでした。
メジャーな曲からマイナーな曲まで、観客のリクエストにも応えながら演奏してゆくステージはあっという間に終わってしまいます。1ステージしか観ることができませんでしたが、東京を離れる直前の楽しい一夜でした。
その後も、関西でビートルズのアマチュアコピーバンドのライブに行ったり、札幌でビートルズバーに行ったりしています。それくらいビートルズが大好きです。
とにかく大好き。
(メンバー全員鼻高いな…うらやましい。)
このように私の中ではもはや殿堂入りしているといえるビートルズですが、唯一にして最大の弱点は。
何が起こっても、決して、本人たちの生の演奏を聴くことができないということです。
自分が生まれる随分前に解散してしまっていた上に、ジョンも亡くなっていました。
高校生になってからジョージのかっこよさに気づいたのに、その後すぐに病気で亡くなってしまいました。
最初に好きになったミュージシャンで、その後も唯一ずっと好きでいるミュージシャンなのに、リアルタイムで応援することができない。
そんな悔しい思いをずっと抱えてきました。
だからこそ、今オリジナル・ラブにハマることができたのはとてもうれしいことなのです。
やっと、リアルタイムで聴いて、ライブにも足を運びたいと思えるミュージシャンに出会えた。
オリジナル・ラブも、ビートルズと同じように殿堂入りミュージシャンになったらいいなと思っています!!!
そうなるかどうかがかかっているとっても重要なイベントである、
オリジナル・ラブのライブ@札幌まで
あと 3 日!(もうあと3日しかないのか…)
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