どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

若さの秘訣

ゆきまる(娘・4歳)の体操教室4日目。
授業が終わってお昼ごはんを食べているときのことです。ゆきまるがすこし照れた表情で話しかけてきました。


ゆきまる「おかあさん、ゆきまるね、よっしー先生(※先生のニックネームです。)のこと好きなの。でもね、よっしー先生には内緒にしてるの。
ぶた子「へっ!?」


突然の告白に面食らった私は聞きました。


ぶた子「どうして内緒にしてるの?本人に好きって言ってもいいと思うけど。」
ゆきまる「ええー恥ずかしいなあー。」


そう言ってモジモジしながら笑うゆきまる。かわゆい。(親バカではない。)


なので、本人の承諾を得て、ちょうど通りかかったよっしー先生に声をかけました。


ぶた子「よっしー先生ですか?」
よっしー「あっ、あ、はい…?」

(※よっしー先生、私に話しかけられて怯えたり身構えたりするのはやめてください。怖くないよー怖くないよー。)
ぶた子「娘がよっしー先生のこと好きだって言うんですよー。」
別の先生「そうなのかあ!ゆきまるちゃん、よっしーに抱っこしてもらえ!」


笑顔でゆきまるを抱っこしてくれるよっしー先生。嬉しいのを堪えてカレーパンマンみたいな口になっているゆきまる。

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抱っこから降ろされて、「また明日ね。」と頭を撫でられていました。

 

スポーツクラブを出ると。


ゆきまる「おかあさんおかあさん。」
ぶた子「ん?」
ゆきまる「ゆきまる、よっしー先生のことちょっと好きだったんだけど、抱っこされてもっと大好きになっちゃった。


ぐおおおおお!!!
なにこの嬉しそうな娘。胸キュンなんですけどおお!!!


そうだよねえ、誰かのこと好きになるのって嬉しいことなんだよねえ。
でもさあ、年を重ねるにつれて、素直に喜べなくなるのってなんでなのかなあ?
相手が自分のことどう思ってるかわからないしとか、友だちだったのに好きになられたら迷惑かもしれないとか、全然しゃべったことないのにとか、気持ち悪いと思われたらどうしようとかいろんなパターンが考えられるけど、そういう余計な要素が「好きになって嬉しい」という気持ちを邪魔するんだよね。
誰かを好きになることが怖いような気持ちになんてならなくていいのに。
本当は、相手が自分をどう思っているかはどうでもよくって、まずは自分が相手を好きなんだという気持ちこそが大事なんだよね。
それを、4歳の女の子に教えられました。
私はもう恋愛市場に打って出ることはない(だろう)けれど、なんだか人を好きになることの原点を教えられた気分です。

 

その後、同じ町内に住むおじいさんと道で遭遇しました。90歳目前なんて信じられないくらい若々しい方です。この方は私の母のことを相当気に入ってくれている(というか端的に言えば好きだと思います。どうこうしたいとかではなくて異性としてタイプなのだと思います。)のですが、今日照れくさそうな笑顔で言われました。


「いやあ、あなた本当にお母さんにそっくりですねえ。えへへ。


ああそうか。
この人の若さの秘訣はこれか。
約60歳も年下の異性に対して関心があることを微塵も隠そうとしない。
気持ち悪いとか、何このじいさんもう枯れなさいよなんて思わず、ただただ感心してしまいました。


「わ、わわ、ワシはもう、女性に興味が、もも持てないのじゃよ…。」(プルプル)


という姿勢であってはきっとこの若さを維持できないのだろう。

それならば、私もスポーツクラブで若い先生のことをチラ見することを恥じないでいよう!
昔からかなりの年上好きだったのですが、今は若くてもいい。
もう全方位OK。素敵かどうかに年齢は関係ない。

 

素敵な人を素直に素敵と思える気持ちは大切にしていきたいと思いました。