あなたのことはそれほど 第8話
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『あなたのことはそれほど』第8話を観ました。(全体のあらすじ・第7話の感想はこちらです。↓)
(今回のあらすじ)
美都(波瑠)はひとりで生活するためのアパートを探し始め、夫・涼太(東出昌大)に離婚届を渡して記入してほしいと迫りますが、涼太は依然として記入することを回避し続けます。
一方、有島家。有島(鈴木伸之)と妻・麗華(仲里依紗)との間の空気は冷え切っています。
ある日、涼太は同僚であり友人の小田原と食事をしていましたが、小田原が自分たちを別れさせようとすることに腹を立ててしまいました。
その後、美都は自分が妊娠しているかもしれないことに気づき、これで離婚に応じてくれると期待して涼太にそのことを告げます。しかし、涼太の答えは「それは僕の子だよ。僕の子供として育てるよ。きっと愛情を持って育てられるから。」というものでした。
もう一刻も早く涼太と離れたいと思った美都はとうとうマンションを出ていきましたが、郵便受けには「302号室の渡辺美都はW不倫の最低女。バカ女に制裁を!」と書かれた誹謗中傷のビラが全戸に入れられているのでした。
話が込み入っていてあらすじをまとめるのに苦戦しました。
今回印象的だったのは、有島の妻・麗華が有島に対して、
「どうして…ずっと嘘をつき通してくれなかったの?」
と言うシーンです。
有島が麗華に対して不倫していたことを謝罪したのは、自分が良心の呵責に苛まれ、麗華からじわじわと責められることに耐えられなくなったからで、結局は自分のために謝罪していると私は受け取りました。
そんな甘っちょろいヘタレな輩は不倫なんかしてるんじゃないよ!
もう、たとえば女性と全裸でベッドにいる現場を押さえられても、
「アメリカ人の真似して裸で寝ているだけだ。こんな女は知らない。勝手に部屋に入ってきて勝手にここで寝てるんだ。」
と真顔で弁明できるくらい図太くてどうかしている人じゃないと。
バレなければしてもいい、じゃないんです。
バレないくらいに証拠を残さず行動できる人なんてごく限られていて、諜報員でもない一般人は絶対油断する瞬間がある以上基本的にはそこからバレてしまうものだと思います。だから、隠蔽工作によほど長けているか、あるいはどんな場面でも嘘を突き通せるくらい面の皮が厚い人しかしてはいけないと思います。
中途半端な行動は周りを傷つけることにつながるので。
実は今回、麗華のシーン以上に印象に残ったのが、有島一家と同じマンションに住む横山(しょこたん)の夫のシーン。この夫、事あるごとに妻(しょこたん)のことを
「バカ」
と言うわけです。人格を否定するような発言を繰り返すのです。いわゆるモラハラですね。こういう人は本当に腹が立ちます。
第8話では、有島一家とこの横山一家がいっしょに動物園へ行く描写があったのですが、そこでの夫の発言がこちら。
「うちなんてコンビニ弁当だもんなぁ。」(有島の妻・麗華が手作りのお弁当を持ってきているのと比較して。)
「バーーカ!!気ィ遣ってくれてるんだろうが。」(麗華が慌ててフォローしてくれたのを本気にして喜んでいる妻に向かって。)
「はッ、だってこいつ、最初っから味噌汁だのラーメンだの味の濃いものくれて、それじゃ馬鹿舌になるってんで、あわてておかゆだの、かぼちゃだのやりだして。
バカだから、はははは。」(妻が、いつもは子どもが離乳食を食べないと話したのを受けて。)
「調べりゃ分かんだろぉ?!ね?バカでしょ?ふはははっ。」(妻が、だってなにもわからないから…と発言したのに対して。)
「奥さんとは違いますよー。奥さんみたいないい人と仲良くしてもらっちゃって、ほんっと感謝ですよ。な?!」(前半は麗華に対して、最後は妻に同意を求める。)
「はー、それにひきかえ…あーあ、お前も無知な母親に育てられてかわいそうだな、ははは。」(自分たちの子どもに向かって。)
おい。
無礼なお前はそこにいるライオンの餌になるか?
なんで私はこんな憎たらしいおじさんの顔を一生懸命描いているのだろうと疑問に思ってしまいました。
オリジナル・ラブのライブ@札幌まで
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