イキリーとギャングと私(その2・完)
(前回からの続き。↓)
前回Case1から6まで紹介したコードネームですが。
Case3の「イケメンとの誉れ高い同級生男子」・ダビデは後日、ゴリアテに向かって石を投げつけようと狙いを定めるダビデ像(ミケランジェロ作)さながらに、クラスの飲み会の席で私に絡んできた酒乱の同級生・綿井(仮名)を止めてくれました。
そして女子の中でダビデ株は爆上がりしました。当然の結果です。 (詳細はこちら↓)
そしてすこし前のこと、Case1のイキリ眼鏡と私の間にちょっとしたトラブルが起きたのですが、Case6の「昔相当ヤンチャしていたイケてる先輩」・ギャングに相談したところ、とても誠実な対応をしてくれた上に助けてくれるという出来事がありました。
そして仲間内でギャング株は爆上がりしました。こちらも当然の結果です。
酒乱の同級生・綿井(仮名)もイキリ眼鏡も飲み会の席で粗相してしまうという特徴があったのですが、綿井(仮名)については上の過去記事『酔っ払い類型別の要件事実』)で考察した通り、2(「バイオレンス型」危険度★★★、不快度★★★)の酔い方をする男でした。
ではイキリ眼鏡は上の過去記事でいうところのどの類型に該当するのか考察してみると、
3(「スケベおやじ型」危険度★★、不快度★★★)
4(「昔はやんちゃしてた型」危険度★、不快度★★)
6(「上から目線でお説教型」危険度★、不快度★★★)
をミックスさせた酔い方をする人だとわかったのです。バイオレンス型並みの物理的攻撃こそしてこないけれど不快度は高いやつ。
そしてもうひとつ気づいたのが、ダビデやギャングはどれにも該当しないということです。お酒が入ってもおかしなことをやらかさない。
特にギャングは「若い頃ヤンチャしていた」度合いにおいては私がこれまでに出会った人たちの中で間違いなくトップクラスなのですが、4(「昔はやんちゃしてた型」危険度★、不快度★★)タイプではないのです。全然違う。
いわゆる昔話は、聞かれていないのに自分から話したりしない。
中途半端な人ほど聞かれてもいないのに「俺若い頃悪くってさー」という感じで自らペラペラ話す。そして大抵話を盛っちゃってるか、そもそも全然悪くもなんともないということでしょうか。虚偽の申告、泣ける。
それにしても、ダビデ・イキリ眼鏡・ギャングというコードネームを考えた時点ではこんなこと予想していなかったのに。
名は体を表すっていうのかな?
かっこいいコードネームを付けられる人はやっぱりいい男だし、イケてないコードネームを付けられる人はやっぱりお粗末なことをしちゃうんだなあ。