オリジナル・ラブWake Up Challenge Tour、札幌公演と人見記念講堂公演の比較など(私見)
人見記念講堂でのファイナル翌日から昨日まで毎日ライブレポを更新しました。
昨日でそれも一応は完結しましたが、まだ語り足りないことがあるのでダラダラと書いてみようと思います。
まずは、札幌公演と人見記念講堂公演の比較。
共通するのは、田島さんがヘロッヘロになるまでパフォーマンスしてくれたことです。(まだライブに足を運ぶようになって日が浅いのですが、私の観た公演ではいつも田島さんがヘロッヘロになり、のみならず「疲れてないですよ!」「全然疲れてない!」とか言っている気がします。)
それでは、異なる点ですが。
札幌公演では、田島さんが終始とても楽しそうなのが印象的でした。3列目で変なやつがウトウトしていても全っ然機嫌悪くならない。1曲目からずっと「ライブが楽しくて仕方ない!!」と全身で物語っているように見えて、それを見ているこちらもさらに楽しくなってしまうという幸せな相乗効果を生み出しているのがわかりました。
一方、ファイナルの人見記念講堂公演では、「楽しそう」といった和やかな空気というよりはどこか鬼気迫るものがありました。観客の盛り上がり方もすごかったし、田島さんの野獣感(?)もすごかったです。
ライブが終わったときの出し殻レベルも札幌を上回っていました。札幌が「全力で」とか「持てる力をすべて出しきった」という感じならば、人見は「200%の力を出した」という印象。やはりツアーファイナルだからなのか、東京はホームといえる場所ゆえに特別に気合いが入るものなのか理由はわからないのですが、兎にも角にも素晴らしいパフォーマンスでした。
次に、人見記念講堂公演で個人的に良かったと思うことを挙げてみます。
無駄にクイズ形式にしてみました。◯◯にはいったい何が入るでしょうか?
それでは参ります。(注・超個人的な感想です。)
(1)曲が始まる前の◯◯と◯◯が良かった。
答)曲名紹介・曲紹介と、「聴いてください。」という一言。
→すべての曲ではありませんが。
たとえば、「まだ完成していない新曲なのですが、仮のタイトルが『ソングフォーアクロバット』という曲です。聴いてください。」みたいなね。威圧的じゃないんです。グッときますよね。
若かりし頃の田島さんはとんがっていたという話も聞きます。
20年以上ファンの方は、かつては観客がライブ中に「『夜をぶっとばせ』歌えー!」とか叫んでも「断固歌わねえ!」みたいな感じだったと教えてくれました。
今も「『風の歌』とかより最近のを聴いてほしい!」「オリジナル・ラブは『接吻』だけじゃなくてね、ほかにもいい曲たくさんありますんでね!」というようなMCはありますが、だからといって『接吻』は断固歌わねえというスタンスではないですからね。むしろ、『接吻』も『朝日のあたる道』も『夜をぶっとばせ』も、それを待っているファンの気持ちをわかっていてちゃんとセットリストに入れてくれていると思います。
札幌公演の後、夫が
「観客を楽しませよう、もてなそうという心意気を感じた」
と言っていましたが、まさしくそのとおりだと思いました。
(2)『接吻』を歌っている間の◯◯が良かった。
答)控えめな投げキッス。
1番のサビの「♪長く~甘い~口づけを交わす~」の「口づけ」のところで、右手で投げキッス。ほんのちょっと照れくさそうに見えるところも素敵でした!ステージの上ではスイッチを切り替えてナルシスティックに投げキッスしてきたっていいところなのに。岡村ちゃんのねばっこい投げキッスとは対照的だなこりゃ。
ここで、今までに見つけた田島さん's 投げキッスを紹介したいと思います。
ORIGINAL LOVE「DEEPER」 - YouTube
(93年頃のライブ映像。1:50~、2:05~です。)
これ↑が、
The Rover (LIVE) ORIGINAL LOVE - YouTube
(2016年のライブ映像。8:25~です。)
こう↑なる。
2016年の方はもう完全にギャグですね!
今回は『DEEPER』の動画の、1回目の投げキッスに近かったかな?(もちろん、客席からは歓声が上がりました。)
ライブ中の野獣感やたじ舞の感じもこの頃に近いものがあった気がします。
(3)演奏を終えてステージから去っていく前の、◯◯が良かった。
答)両手を広げて、やんちゃな少年みたいな笑顔で首をかしげるポーズ。
もう多くは語るまい。
こんな感じ。
いろいろ書いてきましたが、早い話が
今年もまたたじロス…!!!
ということなのですね。
そろそろバンドツアーのライブDVDが欲しいぞーー!!!(絶叫)