どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

オリジナル・ラブWake Up Challenge Tour人見記念講堂公演に行った話・その6(完結)

前回からの続き。

butakosan.hatenablog.com

田島さんとバンドメンバーがステージを後にします。観客の拍手は鳴り止みません。立ったまま拍手を続ける人、小休止ということで着席して拍手を続ける人、みんな田島さんたちの登場を待っています。会場のいろいろなところから、「田島ー!」とか「貴男ー!」とか「貴男さーん!」という声が聞こえます。

しばらくすると、全員が再びステージに現れました。男性陣はツアーTシャツを着ています。より一層大きくなる拍手と歓声。(田島さんは確か「ありがとう!」「ありがとうございます!」と言ったような気がします。相変わらず早口で声が高い。)

そして始まったアンコール1曲目は、

『月の裏で会いましょう』(2nd『結晶』、アルバムバージョン)

札幌でこの曲のイントロが流れたときには鳥肌が立ちました。

私がオリジナル・ラブにハマるきっかけとなった曲だからです。

そんな思い入れのある曲なのに、ライブで、しかもバンドで演奏されるのを聴くのは実は初めてで、本当に感動しました。気づけば感極まって涙ぐんでしまい、ステージの田島さんの姿はよく見えなくなりました。

そのぼやけた姿が、何度も繰り返し観ている動画の田島さんの姿と重なりました。

ORIGINAL LOVE 月の裏で会いましょう - YouTube

それにしても、なんだか今回のツアーの田島さんは、ライブの最中どんどん若返っていくように見えたのですが。あれだけ踊りまくっていたら疲れ切って萎れてきてもおかしくないのに。

ステージ奥のスクリーンには月面の動画が映し出されています。月から見た地球の姿も映りました。やっぱりこの演出いいなあ。

 

続いての2曲目は、

『LET'S GO』(3rd『EYES』)

イントロからカッコいいです。テンションがさらに上がりました!「♪ヘーイヘァ~~、オームェイ」みたいに聴こえる一番最初のあれ(この曲を知っている方たちに伝われー)もちゃんと歌われています。

これもライブで聴くと一層迫力がある曲でした。中でも印象に残ったのは、盟友・木暮さんと田島さんがステージ中央の客席ギリギリの位置で向かい合ってギターを掻き鳴らす場面。田島さんが今回のライブでもっとも荒ぶっていた瞬間だったと個人的には思います。トランス状態になっていました。首を振りすぎてむち打ちになってしまうのではと心配になるレベル。

私自身も昂ぶってしまい、人生で最も「Let's go!」と叫んだ数分間だったと思います。もう喉がカラッカラですわ。

 

激しい演奏が終わり、田島さんはフラッフラになっていました。出し殻のようになっています。若干おぼつかない足取りでメンバーと共に去って行った後も、なおも大きな拍手を送り続ける観客。そしてまたメンバー全員がステージに現れ、

『希望のバネ』(17th『ラヴァーマン』)

ああああーこれがきたっていうことはもう最後じゃないかああ!

しかも、アルバムに収録されたバージョンではなく、ものすごくしんみりしたアレンジなのです。♪デンデン、とか♪ズンズン、みたいな感じはナシ。雰囲気としては、長岡亮介さんとのふたりソウルショウで披露されたアレンジに近いと思います。全員で歌って、綺麗にハモっているのですよ。あーもうだめだ。札幌公演でもグッときましたが、人見では半分、いやほとんど泣いてました。

 

『希望のバネ』が終わると、

「これでWake Up Challenge Tourは終わりです!」

田島さんがそんなようなことを言いました。私は涙をこらえながら無意識に首を横に振っていました。

けれど田島さんは

「皆さん、ありがとうございました!」

そう言って、舞台袖に消えていきました。いつものようにぶんぶんと大きく手を振ってから。

客席からは大きな拍手が続いていましたが、メンバーが再びステージに現れることはありませんでした。

 

 

 

というわけで。

これにてオリジナル・ラブWake Up Challenge Tour人見記念講堂公演に行った話、完結です。

素晴らしいライブでした!!

本っっ当に、行ってよかったーーーー!!!

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