どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

地下鉄南北線の怪

どうも最近体調がイマイチです。

最近というか、昨年末からですね。

結膜炎→上咽頭炎&声帯結節→上咽頭炎再発→気管支炎←New!!

…という感じで、気管支炎治りかけというのが現状です。

喉の痛みや熱はないものの咳が止まらない(+痰も出る)ので念のため病院へ行ったのですが、結論としては受診して良かったです。薬をのんだらすぐに治まりました。以前同じような症状を自力で治そうと思って肺炎になったことがあるので、今回は早めに受診しようと思っていたのですが正解でした。

病院へ行くタイミングというか目安というのは、仕事をしている人は休まなくてはいけない・育児中の人は自分のことは後回しにしてしまう等で判断がなかなか難しい部分がありますが、放置して悪化すると自分の体へのダメージも周りへの影響も大きくなるので、あまり無理しすぎないことが重要だなと改めて思いました。

無理して頑張るのを美徳とするのはもうやめとこう!

 

先日、地下鉄に乗ったときのことです。

島式ホームの始発駅A駅で、進行方向に向かって右側のホームに停車していた電車に乗り込みました。

島式ホーム - 鉄道用語 - こひつじの家

座ったのは先頭車両の、下の図の黒丸の位置。向かいの座席では3人の男の子たちがお菓子を食べていて、私は6人掛けの座席の右端のため右側には手すりがあり、左側には空席をふたつ挟んで女性がひとり座っていました。

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電車が発車してしばらくすると、「曲線部を通過します。揺れますのでご注意ください。」というアナウンスが流れます。この時点までは二本の線路が並走しているのが、曲線部を通過すると合流して一本になるのです。

 

次の次の駅あたりで突如抗えないほどの眠気に襲われたので、すこし眠ろうと思って目をつぶりました。眠っている最中に脚の力が抜けてきてだんだん開いてしまいそうになるのを「あーだめだめ、今日スカートだから」と思ってなんとか閉じたまま維持するという己との闘いを繰り広げていると、車内アナウンスが流れました。

「次は大通~大通~」

えっ嘘でしょ、数分しか寝ていないのに。

目を開けました。目の前には大通駅のホームとそこで待つ人たちの姿が右から左へ流れていきます。

…え?どうして大通り駅のホームが見えるんだろう?

そう思いました。大通駅は相対式ホームなのです。さっき座ったのは、本来であればホームに背を向ける位置だったはず。つまり、首を後ろに向けなければホームは見えない位置であって、顔が真正面に向いているこの状態で大通駅のホームが見えるのは明らかにおかしい。(下の図の黒丸が座っていた位置です。)

相対式ホーム - 鉄道用語 - こひつじの家

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咄嗟にドアの上にある行先表示を見ます。

ホームが見えている=左から右に向かって走っているのならば、 

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こういう表示↑になっていなくてはいけないのに、

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こういう表示↑になっていました。電車の動きと矢印の向きが反対になってしまっているのです。

 

ここで私の混乱は最高潮に達しました。

さっき座ったのはここ(「乗ったとき」の図の黒丸)だったのに、私は今どうしてここ(「今」の図の黒丸)に座っているのか?どうして乗ったときと違うところに座っているのか?

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終点まで行って折り返した?いや、それでもここに座っているのはおかしい。腕時計を見ても、大幅に寝過ごしたわけでないのはわかります。

それではここはパラレルワールドかなにかなのか?ネットで以前見た「きさらぎ駅」の話みたいに異世界に迷い込んだのか?けれどスマホは動く。LINEも送れる。

きさらぎ駅 (きさらぎえき)とは【ピクシブ百科事典】 )

↑怖い話なので苦手な方は日中お読みになった方が良いかと思います。

じゃあ居眠りしている間に立ち上がって移動した?夢遊病みたいに?考えられなくはないけれど最も恥ずかしいパターンです。

頭にもやがかかったようにすっきりしないまま次の駅で降りました。

そして用を済ませている間ずっと上記の不思議な現象について考えましたが、納得のいく答えは出ません。

そこで「困ったときの理系マン」ということで、弟にLINEしてみることにしました。

すると、想像もしなかった可能性が示唆されたのです。

 

…じかいへ つづく