北海道の冬は大変なのか・後編
先日から続く寒さがまだ和らいでいないようですね。
札幌もここ数日寒いです。今日は最低気温マイナス12℃、最高気温マイナス6℃でした。
でも、おそらく道外の方が思っているよりは寒くないですよ。厳密に言うと、寒く感じないと思います。
何故かというと…というところから、前回の続きです。(前回の記事はこちらです。↓)
3.建物内は暖房が効きまくっている
北海道の人間は真冬に暖房がガンガンに効いた室内でアイスクリームを食べるといった噂を聞いたことがありますが、本当です。
参考までに、今現在の我が家の室温は20℃です。靴下いりません。
東京出身の夫にとっては、冬になると室内が寒いというのが当たり前だったので、その反動か何か知りませんが半袖で過ごしたがります。寝るときも半袖です。
室内が暖かいのは一般家庭だけではなくデパートやカフェなどもそうなので、外の気温がたとえマイナスだったとしても建物内に入るとすぐに体があたたまります。そして、外へ出ていくときにも、体があたたまっているのですぐに凍えるようなことにはなりません。
ほら、氷点下の屋外を歩いてもなんだか平気そうな気がしてきませんか?
4.地下街・地下歩道が充実している
「すぐに凍えないって言ったって、目的地を探して外をさまよえば体が冷え切るんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫ですよ。
こちらを御覧ください。
(https://www.cbre-propertysearch.jp/article/romen-2012-sapporo より引用)
札幌市中心部の地図なのですが、赤く色のついているところすべてが地下街・地下歩道です。この他にも、地下鉄の駅から直結した出口が何箇所もあったりします。
つまりどういうことかというと、市の中心部に限って言えば、地下街・地下歩道を有効活用することで外を歩き続けなくても目的地に行けることが多いということなのです。
特に、さっぽろ駅~大通駅~すすきの駅という繁華街が地下でつながっているのは本当に便利で、「そろそろ場所変えて飲み直すべ~」となったときに、真冬でも2駅分歩いて移動できます!実際、去年の年末に飲んだときにはさっぽろ駅近くで一次会を、すすきの駅近くで二次会をしました。歩いている間にちょっと酔いが覚めたり腹ごなしになったりしてちょうどいいんですよね。
というわけで、札幌の冬は大変なのかどうか検証してみました。
メインストリートではロードヒーティングが大活躍していて(ロードヒーティング=床暖房の道路バージョンで、地下から熱を送ることで地上の雪や氷を溶かしてしまおうという代物)雪が積もらず路面が出ていること等もあり、きっと道外の方の想像されるほど厳しい場所でもないと思います!
…え?
「北海道の冬は大変なのか」というタイトルだけど、札幌の話じゃないかって?
…。
札幌以外のことは知りません!前回「札幌に関して言えば」って書ーきーまーしーたー。他の街の情報についてはそれぞれの街に住む方におまかせします!!
長々書きましたが、真冬の札幌は恐ろしい場所でもないですから、是非観光しに or 生活しにいらっしゃってください!
雪かきだって、戸建てに住まなければいらないしね。
(私は最近生まれて初めて雪かきをしました。そんな人もいます。)