どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

友だちの結婚式に参列した話

最近、ゆきまる(娘・4歳)が結婚について関心を持っているらしく、

「ゆきまるおかあさんと結婚したい!」「にくまる(弟)と結婚したい!」

などと事あるごとに言います。

そして今日は

「おかあさんはどうしておとうさんと結婚したの?」

と聞かれました。

 

結婚。

どうしてするのでしょうか。

何のためにするのでしょうか。

 

たまたま先日岡村ちゃんの『岡村靖幸 結婚への道』という本を読み終わったこともあり、 結婚について折りに触れ考えるようにしていたところです。そんなタイミングで、学生時代の友人の結婚式・披露宴に出席する機会がありました。以前にもブログに出てきた、オリジナル・ラブの元ギタリスト、村山孝志さんのことを「村山先生」と呼ぶ友人です。

butakosan.hatenablog.com

 

ところで、私はとても器の小さな人間です。

「おちょこ」どころか、「おちょこの裏」くらいしかありません。(「おちょこの裏」くらいというのは悪友が言っていた表現なのですが大好きなのでしばしば使っています。)

そのため、友人知人の結婚式に出て「とても幸せそうで素敵な結婚式だったよぉ、幸せのおすそわけしてもらっちゃった☆テヘ」とか言うことがどうしてもできません。

「どうしてパンをトングでお皿に載せてくれず、客が手でかごから取る方式だったのだろう…あれはまずいのではないか」

とか、

「人気の式場なのは理解できるが、式の予約が入りすぎていて神父さんがやけに早口だ…」

とか

「新郎の会社の上司による我が社自慢が長過ぎる…つまらない…」

とか、それはもう心の狭い感想しか抱けないことがままあります。

 

ですが。

 

今回は、素晴らしい式・披露宴でした。

おちょこの裏がハッピーでいっぱいになりました♡

特に素晴らしかったのは披露宴です。

最近はつまらない余興を極力カットしようという流れになってきているという話を聞いたことがあったのですが、今回の披露宴では余興がありました。新郎友人の余興。新郎のキャラ・人選によっては地獄を見ることになるコーナーです。今回はどうでしょう。

大学時代の新郎の仲間たちが「独身卒業式」という設定で在校生役を演じていました。もちろん新郎が卒業生です。そして在校生は卒業を祝う言葉を送るのですが、そこで新郎の人となりや仲間との思い出がわかりやすく紹介されていきます。

ちなみに在校生役はみんな学ランを着ていました。これが意外と似合っていて、「ああーこういうおじさんぽい高校生いるいる!!」と笑いながら眺めていると、その学ラン姿の人たちの中にひとりだけセーラー服におさげ髪のかつらをかぶった男性がいるのです。女子生徒役です。この方がね、かわいくないんです、また。「んーちょっといかつくて似合わないかな?」とかいうのではなくて全然かわいくない。日頃、「人間顔で判断してはいけない」などと綺麗事を吐いている自分なので、「でもあの方は一生懸命女の子の声も出そうとしてがんばっているし…」と思っていた矢先、隣のテーブル(余興をやっている人たちと同じ大学の人たちが座っている)から「ブスだなあ。」という声援が飛びました。吹き出しました。よくぞ言ってくれた。

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その「独身卒業式」は、新郎を下げて笑いを取りにいくでもなく、内輪ネタに走るでもなく、自己満足で終わるでもない、招待客みんなが笑って見守れるような素敵なものでした。

ほかにも、引き出物のひとつが似顔絵作家さんがその場で描いてくれる似顔絵だったり、お色直し後の写真撮影はくじをひいてそれに書かれたポーズを同じテーブルの全員がしたりと、新郎新婦が工夫をこらしたのが伝わってくる披露宴でした。席札の裏にもメッセージが書いてあるし。どれどれ…?

 

文末、「自分もブログ見てます!! 新郎より

 

な、なんだってー!!!

 

新郎見てる-!?

じゃあ結婚について真面目なことを書きます。

…と思ったらもう文字数が多すぎるので、続きはまた次回。