どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

歯医者さんの話

虫歯ができました。

しかも、以前虫歯ができて治療したところです。金属の詰め物の下にできたのです。

 

自転車をキーコキーコ漕ぎながら、ちょっと遠いところにある歯医者さんに向かいます。

さっそく診察室に案内されました。担当の先生はベテランで安心。ですが、今日ついてくれた歯科助手さんが「研修中」の札を付けています。ん、大丈夫かな?

どんな名医でも必ず研修医だった時代があるので、医師・歯科医師の方にはどんどん練習を積んで腕を上げてもらいたいのですが、ちょっとでも難しい内容のときにはやっぱり自分ではない患者を練習台にしてもらいたいなあというわがままな気持ちになってしまいます。こういう考えはよくないですね。簡単な治療なら喜んで実験台になるのですが…。

今日の場合、治療は簡単なものだし研修中なのはそもそも歯科医ではなく歯科助手さんだったので、そこまで心配することはない、そう思いました。

すぐに治療スタート。

歯科助手さん、控えめです。ソフトタッチです。よだれを吸い込むためのホースみたいなものの差し込みが甘めで、よだれを吸えていません。段々水位が上がってきました。

しかも、差し込む場所が微妙に的確でない。

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シューーーーー

シュポンっ!!!

 

とかいいながら何度も内側の頬肉を吸い込まれます。それを外すときのかすかに気まずい・気恥ずかしい感じがなんとも言えません。私は悪くないのにどうしてこんな妙な気持ちにならないといけないの。

もっと遠慮なくグイッと差し込んでくれていいんだよ!さあグイッと!!

そう思っているのですが、歯科助手さんは緊張しているのか、また頬肉が吸い込まれました。こうも繰り返し吸い込まれると、私の頬肉に原因があるんじゃないかという気持ちにさせられます。

頬肉が厚くてすみません。

なんだか申し訳ない思いがこみ上げてくるその間にもよだれは溜まっていき、飲み込むのに失敗すると危うく自分のよだれで溺れてしまいそうです。試しにやってみてください。口を全開にして、よだれを溜めて、舌を動かさないで喉だけで飲み込むのです。…結構難しいはずです。

いよいよよだれでむせそうになってきたので左手を挙げて知らせようとしたそのとき、

 

「ここ、バキュームして」

 

先生がやっと指示してくれました。遅いよ…「あのおばさん自分のよだれで溺れてたわよクスクス」って歯科助手お姉さんたちに噂される妄想までしちゃってもう気が気じゃなかったよ…。

 

その後にも

唇が器具と歯の間に挟まって痛かったり、

歯石を取るときに器具の先端が歯茎に刺さって痛かったり、

ライトの角度がちょっと合わなくて眩しかったり、

些細なアクシデントはあったのですが無事に今日の治療は終了しました。

 

歯医者さんで患者デビューしてもう25年くらいは経つはずですが、治療を受けているときのあの「まな板の鯉」感がたまりません。ですが、あと一回か二回は行かなくてはいけないはずです。

なんとかしてもう虫歯は作らないようにしよう…。

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そういえば、自分としては意外だったのですが、虫歯になるリスクは口の中が酸性に傾いている時間の長さと比例して高くなるらしいです。口の中が酸性に傾くとき、それは、飲食した後ですね。虫歯にならないためには、朝・昼・晩と毎日必ず3回歯磨きをすることよりも、間食をなるべくしないことが大事だと言われました。(どうしても食べたいなら果物や甘くない物を。食べている時間は短くする。)

ランチの後にも歯磨きは欠かさないという意識の高いOLさんであっても、小腹が空いたからといってちょこちょこお菓子のつまみ食いをしているとあっという間に虫歯になってしまうのです。

おそろしや…!

 

台所を司っているのをいいことに好きな時につまみ食いしていたことをここに反省します。

明日から間食は15時に一度だけにします。できるかな…。(早くも弱腰)