どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

コンサートの翌日もコンサート

家族でバイオリンとピアノのコンサートに行ったその翌日、今度はひとりでコンサートホールKitaraへ行きました。

この日は古くからの友人が所属するオーケストラの定期演奏会

 

オーケストラの方たちが舞台に出てきてその中に友人の姿を確認した瞬間、胸にこみ上げるものがありました。普段他愛もない話をしているときとは異なる雰囲気と表情で、そのギャップになんだかときめきました。

曲目はジョージ・ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』。

この曲から感じるのは、エネルギッシュな古き良きアメリカの姿です。序盤、ピアノソロが盛り上がっていき、それがピークを迎えるタイミングでオーケストラの演奏が入るところで鳥肌が立ちました。それ以降も力強くきらびやかな、時に甘い雰囲気のピアノの見せ場あり、オーケストラと一体になって盛り上がる見せ場ありで、15分を超える演奏時間だったにもかかわらずあっという間に終わってしまいました。

ピアニストが若くて容姿に恵まれている上に学業において非常に優秀な方だったのも印象的でした。背が高くてスリムで地元国立大医学部にストレートで合格したピアニストって、一体いくつ持ってるの!とツッコミを入れたくなりました。天は二物も三物も与えるのだなと思いました。

その若きピアニストが、終盤の盛り上がるところで鍵盤を叩く直前に、

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ニッと笑いました。

グッときました。

演奏している人が楽しそうにしているというのはいいですね。

 

オーケストラの演奏を聴きながら、高校時代に友人が所属していたクラシック同好会のミニコンサートに行ったときのことを思い出しました。今こんなに立派なステージで堂々とバイオリンを弾いている姿に、音楽室で楽しそうにバイオリンを弾いていたあの頃の友人の姿が重なりました。

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友人いわく、「クラシックは格式が高いイメージを持たれがちで、実は寂しい」とのことです。けれど実際に足を運んでみると平服で来ている人の方が多いくらいで、気負わずに音楽を楽しむことができました。非日常のひとときを満喫できる上に美しい旋律を生演奏で耳にするとなんだか心が洗われるような気分にもなるので、リフレッシュしたいときなどに、クラシックのコンサート、おすすめです。

 

オリジナル・ラブのライブ@札幌まで

あと 47 日!

 

 

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