どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

プレイボーイの話

前回の記事に書いた飲み会。

butakosan.hatenablog.com

もうひとり参加者がいました。

私の友人知人たちの中では最もプレイボーイな男・C太郎です。

 

学生時代は「まあ軽くてつかみどころのない男だわー」という印象で、でも女性関係が乱れているわけでもなかったのですが、卒業後からエンジンがかかったようで。

数年前に会ったとき。「最近どうよー?彼女いるの?」と尋ねると、彼女が2人・セフレが1人いる、とのことでした。しかも、後者は既婚女性で、かつ1歳に満たない子どももいるというのです。

なにをやってるんだC太郎。

 

それから約1年後。「最近どうよー?去年付き合ってた人たちとはまだ続いてるの?」と尋ねると、全員と別れて、新たな彼女が2人・セフレが2人いる、とのことでした。

だからその彼女が2人とかセフレが2人とかって何なの!?

 

そして先日。

私「最近どうよー?去年付き合ってた人たちとはまだ続いてるの?」

C太郎「1人しかいないよ。他は全員切った。」

私「え、なんで?」(という質問はおかしいといえばおかしいのですが、彼の場合複数同時進行が当たり前という印象なのでつい聞いてしまいたくなります。)

C太郎「彼女のうちのひとりにバレて、切れって言われてさ。あーでも1人くらい残しときゃよかったなー!

私「…。」

 

友達なので、「うっわサイッテー!!」と苦笑いしながら聞いていますし、年に一度近況を聞くのが『C太郎定点観測』みたいな感じで恋愛市場から引退した退屈な専業主婦にとってはもはや娯楽の一つとなりつつあるのですが、もし自分の女友達の彼氏がこんな感じだったらものすごく憤りますよね。女の敵!

私自身は昔から洒落にならないくらい無駄に真面目で一途で、それが重すぎるという側面もあったのですが、同時に複数人と付き合うというのは自分の価値観ではありえないことでした。だって、きっと二股なり三股なりかけられた側は悲しいと思うんですよ、単純に。自分が好きな人・自分を好きになってくれた人にそういう悲しい思いはさせたくないです。というか、そういう仕打ちをできる時点で好きじゃないんじゃないかと思うし、それならば付き合わなければいいんじゃないかという結論になってしまうのです。

でもC太郎は違うんですね。

バレても反省せずに、「まさかあんなことでバレるなんてなあ~」「あー1人くらい残しときゃよかった」と思うんです。

 

今まで10年以上もの間、別に気にならなかったのに、今回初めてものすごーく気になりました。

 

なぜC太郎はこういうことをするのだろう。

 

すべての行動には理由があると思っているのですが、彼がこういう恋愛パターンを繰り返すのは何故なのだろう。

という問いの立て方をしている自分の深層心理には、「ひとりの人としか交際しない・関係を持たない自分=正常、正しい立場」で「そうではないC太郎=異常、間違った立場」という意識があるのだろうか。でもそれが正常・異常かというのはいつ誰が決めたのだろう。

C太郎と会って以来、そんなことを暇なときにぐるぐると考えています。

 

そういえば、C太郎のことを「女の敵!」と罵りましたが、彼の行動力だけは尊敬しています。

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C太郎には「出会いがない」という言い訳は通用しないようです。