どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

オリジナル・ラブのライブ、MC編

先週最終日を迎えたオリジナル・ラブのエターナル・リターン・ツアー。

butakosan.hatenablog.com

MCはこんな感じでした。(細かい言い回しなどはうろ覚えです。)

 

「札幌あっつい!ぜんっぜん涼しくない!

「札幌も九州も変わんないね!」

(※タオルでぐおおっと汗を拭いながら。)

 

「ツアーで九州から札幌まで回ってますけどね、その間に病気になっちゃったりなんかしてね。

「去年がベスト的なセットリストだったので今回は裏ベスト的なセットリストです。会場にはオリジナル・ラブをあんまり知らない人もいるかもしれませんけど、そういう方からしたら知らねえ曲ばっかりだなと思うかもしれませんけど、オリジナル・ラブは『接吻』だけじゃないんでね、『接吻』のほかにもいい曲いっぱいありますんで、聴いていただけたらと思います!」

 

「今回セットリストを考えると、あるアルバムからの選曲が多くなりました。それは『街男 街女』というアルバムで、僕は一生懸命作ったんですけど、セールス的にはぜんっぜん奮わなかったアルバムなんですね!ははは!その『街男 街女』から、怨念を込めて歌いたいと思います。

 

ということで、印象に残った曲の2曲目は『街男 街女』から『Yen』

アルバムを初めて聴いたときから印象深かったこの曲。「えっ何この曲は。」という意味です。Yenって、円のことですよ。お金。歌詞にも出てきます。

吹き出したのが、1番は「♫マネ~」と歌っているところが2番は「♫貨幣~」と歌われているのです。韻が踏まれている。

オリジナル・ラブの中ではこの曲がとても好きなのですが、

ORIGINAL LOVE FARE WELL FARE WELL - YouTube

この曲を歌っているのと『Yen』を歌っているのが同じミュージシャンなのだと納得(?)するのにすこし時間がかかったのを憶えています。

しかし。

ちょいととぼけた印象さえあったこの曲が、今回ライブで取り上げられ生で演奏されているのを聴いてみると、かっこいいのです。真城さんのコーラスがまた素敵…

MCによれば、「忌野清志郎さんの影響を受けて作った曲」ということでした。「ええーオリジナル・ラブこんな曲もやんのかよ?って思われたかもしれませんけど」と言われて、うん思った思ったと激しく頷いたものです。

 

一緒に行った夫は、『STARS』が印象に残ったと言っていました。

MCでは

「ホラー映画でヒットした『リング』をテレビでやろうということになって、オリジナル・ラブが主題歌を歌うことに決まったんですよ。そしたら、会社の人がみんな、偉い人まで『おおーっ、田島あ!!』(バンバン!!←肩を叩く仕草)みたいな感じになってね。で、放送が始まってみたら、シーン…って、会社に行ってもみんなサーって(目をそらして背中を向ける動き)。目そらさなくてもいいじゃないかよ!って。」

このようなことが語られていましたが(約一週間後の人見公演では、肩を叩く仕草の後に肩をモミモミする真似も付け加えられていました。)、こういった裏話をしてしまうところがインパクト大だったようです。

そんなちょっぴり泣けるエピソードと共に封印されていた『STARS』は木暮さん・真城さんと3人での演奏で、しんみりしてなんだか泣けてきました。それまであまり聴いてこなかった曲なのですが、生で聴くと心に響きました。

 

他にも、『ラヴァーマン』は真城さんのコーラスで迫力が増していたこと、『The Rover』の2番の歌詞がちょっと間違っていたこと(人見公演ではバッチリだったように記憶しています。)など、いろいろ思い出されます。

 

 

10日後に迫ったひとりソウルでのMCも楽しみです!