どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

男児と女児の違い

ゆきまる(娘・4歳)がプール教室に通い始めました。

幼児のコースは1時間で終わりです。

この間、私とにくまる(息子・1歳)はプールの外で待機していなくてはいけないのですが、にくまるのあまりの落ち着きの無さに閉口しています。

先日はとっても怖い外見のおじさんのところに「ブーブー」と言いながらミニカーを走らせていった挙句、突然立ち上がって「ブーブ!」と見せびらかしていました。とっても怖い外見のおじさんに。青ざめる私。「すみません。こらにくまる!」と言ったところ、「いや全然いいっすよ、かわいいね。」と言ってくださいました。おじさんの声も予想外にかわいかったです。その後、にくまるは「このおじさんぼくに優しいな」とわかったのか、おじさんの脚にミニカーを当てて「おおう、衝突事故だああ」と声をかけてもらってはうれしそうにキャッキャと笑っていました。

にくまるは以前から人見知りなんて全くせず、むしろ愛想が良すぎて困ります。

ゆきまるが1歳だった頃とは大違いなのです。

それぞれの1歳半頃の図がこちらです。

f:id:butakosan:20170916140717j:plain

ゆきまるはとにもかくにも慎重な子で、石橋をなんどもなんどもなーんども叩いてようやく納得しおそるおそる渡るタイプ。

にくまるは、橋が石でできていようが木でできていようがワラでできていようがお構いなしに、とにかく走って近づき渡ろうとするタイプ。

ゆきまるが1歳の頃よくふたりで公園に行っていましたが、ゆきまるがあまりにもずっと私の脚にくっついているのでそこからひとりで歩かせることに苦心しました。そしてトコトコ歩いていってもすぐに引き返してくるので、いつも一緒に遊ぶことになりました。遊び方も、落ち葉や石を集めてはベンチに並べてお店屋さんごっこをするという穏やかなものです。ゆきまるは「おみちぇ(お店)」と言ってうれしそうにニッコリしていました。

一方、にくまる。ふたりで公園に行くと後ろを振り返らずにスタタタターっと走り去ります。ジャングルジムによじ登り、大きい子ども向けでまだ遊べない遊具に無謀にも果敢にチャレンジしていきます。仕方がないので落下防止のために下で待機しているとすぐに別のものに関心が移るようで、今度はそちらへ走っていきます。その移動の合間に棒と石を広い、棒をかじって食べたり石をなめたりします。

この違いはなんなのでしょうか。

まったく異なる生き物を育てているようです。

一人目で培ったノウハウは通用しません。

 

まだゆきまるが2歳で、ひとりっこ状態だった頃。

子育てサロンへお弁当持参で行きふたりで一緒に食べていると、よその男の子が食事中にもかかわらずswふらふら立ち歩いていました。それを見て、「親がちゃんと躾けていないんじゃない?子どもだって言えばわかるのに。その証拠にうちのゆきまるはお行儀よく食べてるよ。」と思っていました。

今、タイムマシンに乗れるならば、あの頃の自分に会いに行ってお説教したいです。

ゆきまると同じ家庭に育ったにくまるは全然言うことを聞きません。

これが男児だからなのか、第二子だからなのか、持って生まれた性格によるものなのか、そのいずれかまたは全てが合わさっているからなのか私にはわかりませんが、ただひとつわかるのは、自分という人間は己が経験してみないとなかなかわからないタチらしいということです。

うちに子どもがいない頃。

電車や飛行機で泣き出す赤ちゃんをその母親は泣き止ませることができるし、そうしなくてはいけないと本気で思っていました。

うちに女児しかいない頃。

食事の最中に落ち着きなくキョロキョロしたり立ち上がろうとしたりする男児は、親の躾や声掛けが足りないからそうするのだと本気で思っていました。

なんて浅はかだったのでしょう!!!

これは全て私の想像力のなさが原因です。

 

これからは自分の理解が及ばない出来事を目の当たりにしても、自分には計り知れない事情があるのかもしれないと思うことにします。

勝手に決めつけて一方的に否定的な評価を下してしまうのは、自分の想像力が足りないからだということにようやく気づきました。

 

反省ーっ!!!

…するのは猿でもできるので、学習して改善していきたいです!