どこまでも果てなく堕落の道を歩みたい二児の母のブログ

ああでもないこうでもないと考えたいろんなことをちょこちょこ記録します。

夏休み前の懇談会

今日は娘(ゆきまる・4歳)の幼稚園の懇談会でした。

 

クラスごとに集まり、担任の先生から1学期の子どもたちの様子を聞いた後で、保護者が順にひとことずつ話をします。内容は、自分の子どもが最近家でどのような様子かということがメインなのですが、これがいつも何を言うべきか非常に悩むところです。

例えばゆきまるは最近漢字にハマっているのですが、それを正直に話すと「ひらがなも書けない子の方が多いのに、ゆきまるちゃんは漢字を書けるって自慢している」。(してません。お手本を見て真似して書く遊びです。)

ハサミの使い方が上手になり、几帳面に紙をチョキチョキ切っていくのですが、それも正直に話すと「おとなしく工作なんてしない男の子もたくさんいるのに、ゆきまるちゃんは手先が器用だと自慢している」。(してません。綺麗に切りますが時間もすごくかかります。)

こんな風に、話したことについてうがった見方をされてしまうのが嫌なのです。

そんなこと言う人いるの?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。確かに、ゆきまるに関していえば、実際にこのように言われたことは今のところありません。いえ、正確に言うと私は把握していません。

しかし、自分自身はこれまでに陰で似たようなことを言われるという経験をしてきたのです。いわれなき非難を浴びせられるのはいくつになっても辛く悲しいことです。このような理由から女業界の恐ろしさは十分わかっているので、言われる対象が自分なら気にしなければいい話だけれど娘が巻き込まれかねないので念には念…ということで、いつも全力で無難な話題を探します。

 

今日は、自分の順番が来るまでにこんな話を考えてみました。

「最近私が熱狂的にハマっている歌手の方のコンサートがあったんですが、その方が体調を崩してコンサートが中止になったんですよ。あっ田島貴男さんっていうんですけどね。(※ここで何人かのママさんの目が輝いたりしないかなあ。そんなママさんがいたら即LINE聞くんだけどなあ。)

それでその話を娘にしましたら、急いで窓のところに走っていって田島貴男さんの咳が止まりますように!病気が治りますように!神様お守りください!』って、両手をこう合わせて真剣な表情でお祈りしてるんですね。(※くうっ、な、何度思い出しても泣ける…!!)

幼稚園でない場所で自発的にお祈りをしたこと、かつ、自分と利害関係のない人のためにお祈りをしたことにびっくりしまして、こういったなかなか家では教えるのが難しいことを、2学期もぜひ幼稚園の先生やお友達から学んできてもらいたいなと思っています。みなさん今後ともよろしくお願いいたします。」

ーーぃよし!自慢と曲解される要素ゼロ!うまくまとまってるし全然おかしなところなーし!

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…と、話す前は思ったのですが。

実際に話してみると、ゆきまるが田島貴男さんのために真剣にお祈りをしたところで先生からもママさんたちからも大笑いされてしまいました。そこ、笑うところじゃなくて心を打たれるところ!!母は心を打たれたんだけどな…どうやら親バカだったようです。

 

間もなく幼稚園も夏休みに入ります。さて、毎日どうやって過ごしたらよいものか。

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