画家になった友達の話
約2年半前、小学校のクラス会幹事としてクラス会を開催しました。
卒業後20年弱経っての初めてのクラス会。なんとかしてクラス全員と連絡を取ろうと苦心しました。そのような中で、久しく会っていない友人のひとりが画家になっていることがわかりました。彼女とは小学校時代に親しかった記憶があったので、早速その友人のホームページにあった問い合わせ欄からクラス会の案内メールを送ってみることに。
しかし、返事はありませんでした。
クラス会には出たくない状況なのかもしれない。
もしかしたらあのクラスが好きじゃなかったのかもしれない。
いやもしかしたら私のことが好きじゃなかったのかもしれない。
いろいろな考えが浮かびかけましたが、真実はわからない以上考えても意味がないと判断して考えることをやめました。
それから3年後。
今月20日、見慣れないアドレスからメールが届いていました。誰だろうと思いながら開封してみると、差出人はあの画家の友人で、彼女からのメールには予想だにしなかった真実が書かれていました。
あのとき返信がなかったのは、
彼女が長い間ホームページにログインしていなかったからでした。
笑いました。
そんなこともあるのねとおかしくなりました。
メールが返ってこないとなると、相手に尋ねる前についネガティブな理由をあれこれ考えてしまいがちでした。しかしそんなことはせず、「メールが返ってこなかった」という事実だけを淡々と受け止めることが大事なのだなと思いました。どのような理由があって返ってこないのかなんて、自分だけで考えているうちはわかりっこないのだから。
その友人が現在、札幌で個展を開催しています。
今日、子どもを預けて見に行ってきました。積もる話がありすぎてまだまだ話し足りないのですが、驚いたのは、
ぶた子「最近オリジナル・ラブにハマっててさ、明後日道新ホールでライブなんだよ!あっ…オリジナル・ラブ知ってる?(同い年だから知らないって言われるだろうな…)」
画家の友人「知ってるよ。CD持ってたよ。」
!?
ぶた子「えっ、何のCD!?(※予想外の返事に興奮。)」
画家の友人「あの、♪あーまーく~、っていう」
素晴らしい。
(正しくは♪なーがーく~、あーまい~ですがそれはこの際もういいです。)
さらに、
ぶた子「前にどっかで美大の仲間2人とグループ展か何かやってなかった?」
画家の友人「ああ、西巣鴨のね。あの友達はふたりともミュージシャンになったよ。」
ぶた子「へえ、誰だろう?名前教えて。」
画家の友人「ぶたちゃん知ってるかな?ceroっていうんだけど。」
なんと…!!
昨年オリジナル・ラブが企画したライブイベントに出ていたceroですな?
私の興奮は最高潮に達しました。しかし、百貨店のギャラリーなので平静を装いました。
どこでどんなつながりがあるかわからないものですね。
画家の友人こと「こぺんなな」さんの個展は、7月3日(月)まで、札幌三越本館9階の三越ギャラリーにて開催中です。とても素敵な色使いの作品が多数展示されています。
久しぶりに再会した友人と楽しく話ができ、芸術にも触れることができて、実り多い時間を過ごせました!
オリジナル・ラブのライブ@札幌まで
あと 2 日!(とうとうあと2日に。)
●ツイッターをはじめました。