オリジナル・ラブの好きなところ その弐(完結)
本来は昨日書くはずだったけれど予期せぬ岡村ちゃんウェーブによって延期した記事を今日書きます。3日前に、オリジナル・ラブのどういったところが好きかというテーマで記事を書きました。その際①と②を書きましたので、今日は後半の③④⑤を書いていきたいと思います。
(こちらが①と②について書いた記事です。↓)
(すこし似ているテーマ、「オリジナル・ラブにハマっていると思う瞬間4選」はこちらです。↓)
③音楽性が幅広い。
田島貴男さんは「ジャンルを超え、時代を超えて残っていく『普遍的なポップス』を作りたい」という思いで音楽活動を続けているそうです。ご本人のその言葉通り、これまでのたくさんの曲にはソウル・アシッドジャズ・民族音楽・ブラジル音楽・沖縄民謡・昭和歌謡…etcといった様々な要素が取り入れられており、アルバムごとに音楽性が異なるというのがオリジナル・ラブの特徴といえるかと思います。
(沖縄民謡っぽい曲は、本当に沖縄っぽいです。こんな感じです。↑)
そのため、ファンごとに好きなアルバム・苦手なアルバムが違ってくるという現象が起こりやすいようです。
ちなみに私はジャズが好きなので、その要素が強い1stアルバムが好きです。ですが、音楽性が異なるその他のアルバムが苦手かというとさにあらず。その理由について、続く④で説明いたします。
④最初ピンとこなくても、何度か聴いていると好きになる曲が多い。
私が音楽を聴いたときに感じることは、好き(★2つ)・まあ悪くないかな?(★1つ)・あまりピンとこない(★0つ)、この3つのどれかです。そして、好きな曲というのは、何回聴いても何年後に聴いても好きなままです。
ここまではどのミュージシャンの曲でも変わらないのですが、ここからが重要で、オリジナル・ラブ以外のミュージシャンの曲では、★1つの曲を★2つだと感じるようになったり、★0つの曲を★1つと感じるようになることは稀です。ましてや★0つが★2つになることは基本的にありません。
ですが、オリジナル・ラブの場合は★0つから★2つになることがよくあるのです。
たとえばこの曲。
見事オリコン1位を獲得した4枚目のアルバム『風の歌を聴け』の1曲目を飾る名曲です。そんな名曲なのに、初めて聴いたときには「うーん…?」という感じでピンときませんでした。
ですが。
5,6回聴いたときからじわじわ好きになり始めたのです。ある日、知らないうちに踊りだしている自分に気が付きました。そして今では大好きです。大好きすぎて、歌詞の一部を拝借してこのブログのタイトルにしてしまいました。
“果てなく堕落の道を歩もう 転がる石のように
鼓動はぎりぎりまで Uptight さあ今 Ride on Ride on Ride on Rover!”
(『The Rover』より引用)
最高。
⑤田島貴男さんのキャラクターが良い。
ほぼ日刊イトイ新聞の「田島貴男のオレのニュース」でかなり面白い田島貴男さんを見ることができますが(ほぼ日刊イトイ新聞 -田島貴男オレのニュース)、ライブ動画もひとつ紹介したいと思います。
上に貼り付けた『The Rover』の動画の1:55からご覧ください。2:33、4:00、5:30からもぜひご覧ください。
田島貴男さんの踊り、いかがでしょうか。決して、キレッキレのカッコいいダンスではないですよね。(失礼ですね、すみません。)
笑顔も素敵です。先程の動画、1:08からご覧ください。その直後の笑顔がもう。
インタビュー動画などを見ていると、笑う時にさも愉快そうに高笑いするところも良いです。
そして田島貴男さんはTwitterをしているのですが、ライブの宣伝をする際に例えば以下のようなツイートを投稿します。
日付け変わって本日は田島貴男ひとりソウルツアー2016京都磔磔公演!楽しみ!ギターと歌とダンスとトークとカバーと○○○のひとりきりソウルショウ!田島貴男の新しいスタイルのワンマンバンド!皆さんぜひ遊びに来てください!当日券あります。https://t.co/9emtgTPRep
— 田島貴男 オリジナル・ラブ (@tajima_takao) 2016年11月4日
ライブの宣伝をするときの、「皆さんぜひ遊びに来てください!」という表現。
グッときます。
最高。
と、ここまで書いてみてやっと気づいたのですが、
オリジナル・ラブの好きなところを語ったら夜が明けてしまいますわ。
なので、今日はここまでにしておきます!
オリジナル・ラブのライブ@札幌まで
あと 34 日!
●ツイッターをはじめました。